地球はニートを中心に回っている。

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巻きグソ太郎といいます。(仮名)ニートらしからぬ行動力には定評があり、アクティブでクリエイティブでマッチョなニートになって、ニート界の覇者になるのが夢。 日本の押し出すクールジャパン戦略の中心的存在。世界を担うグローバルニートとなるべく日々奔走中。おっぱいが好きです。

【もうムチャクチャやで】「黒死館殺人事件」を読んでみた

 

             

 

皆さんこんにちは、巻きグソ太郎です。

 

この前ついに挑戦しちゃいました

日本三大ミステリーと称される、ミステリーの総本山「黒死館殺人事件」を

 

まあ、普段僕はあま

りミステリーは読まないから特別詳しいわけではないですけど、色々解説しちゃうぞっ♪

 

0.作品・作者についての情報

僕がこの本を知ったきっかけは、どうやら日本三大ミステリーというのがあるらしいぞ、というのを知ったことだった

 

だから、この本に興味があっというよりも、日本三大ミステリーを制したいという気持ちのほうが先に来て、そっからこの本を読んだ。あれ、でもそれってこの本に興味があるってことでは…?

 

細かいことは気にしない!!次にいこう!!

 

黒死館殺人事件とはどういうお話か。

国士舘に住んでいた算哲博士という天才的な学者が亡くなったあと、屋敷に残された人たち。外国から引き取って養子にした、4人の外国人。

さまざまな人物が住む黒死館である時殺人が起きた。

 

殺害された人の傍にあったのは、亡き算哲博士の愛人だった”テレーズ”という女性をかたどった精巧な人形。

 

不気味な現場。摩訶不思議なトリック。密室殺人。立て続けに起こる殺人。浮かび上がる犯人は、今は亡き算哲博士?

 

 

ネタバレすると、

 

養子である4人の外国人は殺されます。合計で6人(のはず)が亡くなることになります。死にまくりやで。後半では、警察が護衛をつけるのですが、護衛が無意味だったり、護衛を断られて、その間にやられる、といったシーンがあります。

 

ちょっと警察ポンコツすぎじゃね??と思ってしまった。ミステリーだけど

 

作者は、小栗虫太郎(おぐりむしたろう)という人で、1901年から〜1946年を生きた。短命だった。

会社員を経て印刷業をはじめたあと、小説を志す。短命であったことから、生活環境が劣悪だったと想像する人もいると思うけど、実家からの仕送りや、家賃収入などで、生活には困らなかったらしい。ブルジョワ的な。執筆に全力をかけられたということだ。

 

小栗虫太郎 - Wikipedia

 

小栗虫太郎の最大の特徴として、極度のペダントリー趣味(衒学趣味)であることがあげられる。またこれが黒死館殺人事件を日本三大ミステリーたらしめる一番の要因となっている、はず。

 

ペダントリー趣味とは、要は、ウンチクを語って造詣の深さをみせびらかしたい奴だ。そこら辺のキャバクラで、嬢に年収や高級時計を自慢するおっさん的なもんじゃねーの

 

というかさっきから小栗虫太郎と打とうとすると、小栗蒸しタオルと打ち間違えてしまう。そんなことはどうでもええわ!!

 

1.これってミステリーなんですか

この作品を読み進めていくと、全体の3分の1ぐらいで誰もがぶつかる疑問だと思う

 

あれ、これってミステリーなの???

 

僕も同様の疑問を抱えながら、それでも「最後にはトリックを鮮やかに解決してくれるさ!!!」と期待をもって読み進めた。

 

 

結局イマイチ釈然としないまま読み終わってしまった。

一応、トリックを暴くっていえばそうなんだけど、

チョットソレゴウインスギ

 

的な要素が半分以上を占めていた気がする。多分、僕の知能が弱すぎるんじゃないだろうか。この本を読んで思った。あと10回ぐらい読んでもこの小説を理解する(もはや理解するとかそういう次元ではない)ことはムリなんじゃないか…

 

 

おそらく、この本を読んだ90%以上の人は僕と同じように、屈辱感を味わいながらも、それでもこの本を読み進めている人だと思う。

 

不思議なことに、まったく意味不明なのにもかかわらず、どうしても続きが気になってしまう

 

ウキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

となりながら、それでもページをめくる手が止まらない

 

2.法水麟太郎(主人公)にドン引き

物語が開始して10ページぐらいで気づく。主人公の言っていることが、まるでアラビア語のようにさっぱり理解できないということに。

 

ってか絶対コイツ自分が何言ってるかわかってないよね?!

 

という半ば逆ギレ的な状態で物語を読み進めるワタシ

 

この法水麟太郎の超人的なところに、ありとあらゆる古今東西の文献の知識を自由自在に取り出し、ソレを即剤に引用、かつパロディに変えたりなんだかんだして応用して事件を解決してしまう、というところがある。

 

人間業ではない。図書館1つまるごと凝縮して、彼の頭に詰め込んだような、ソレ保手までに凄まじい、ウンチクのオンパレードである。途中で、絶対に事件解くのにいらないよね!! 的な箇所もあったようなきがするし。もはや引用する作品数が多すぎてワケワカメ

 

法水麟太郎にドン引きである。もし彼と会話することができたとしても、30秒ぐらいでゴミ認定されること間違いない。なんか、色々大丈夫?とこちらが質問してやりたいぐらいだ。

 

 

というよりも、この小説を書ききった小栗虫太郎の膨大な知識にただただひれ伏すのみ。”頭脳王”どころじゃないで!!!

 

3.ウンチクぱねぇええええええええ!!!!!

ほぼこの話しかしてない気がするけど、ウンチクがパない。

 

鳥肌モノのシーンがあって、

 

参考人に事情聴取しているときに、法水がフランスだかの書物の言葉を引用しながら尋問していくんですが、法水と対話しているこの本の登場人物はほぼ全員並々ならぬ教養を兼ね備えているわけで、当然のように、同じ作品の引用をして会話を続けます。

 

法水が、あるときトラップを仕掛けます。

 

相手に、ムリヤリ事件のことを連想させるような、自分が事件に関与していることをほのめかす引用をさせようとさせるのですが、相手は、”無意識的な反応”からそのフレーズを知らぬ間に避けたり、どもったりします。

 

そこの一瞬のためらいを法水は見抜いてしまうわけです。

 

かなりビビります。おまえそれは無理があるよ、と言いたいですけど、なんか当たってしまうんですねぇ〜、法水の推理(笑)が。

 

4.結局なんかよくわからないまま終わる

これは、単に読みての問題だけでは無いと思うのですが、流石に日本三大ミステリーと謳っているだけあって、一読しただけでは内容はほとんどつかめないと思います

 

ってかつかめたら俺が泣く。

 

内容がわからない、これには2つの原因が合って、

①トリックが複雑すぎる&小説が長くてあまり最初の方を覚えていない

②トリックと言うか、超こじつけ的な要素がある

 

①はいいんです。読み手の問題なので。

 

問題は②なのですが、これがこの作品をここまでのものにしているということも合って、これが悪いというわけでは全く無いです。

 

というかむしろ、②の部分がこの作品の醍醐味といっても過言ではないでしょう!!

 

 

5.解説が秀逸

この黒死館殺人事件を最後に解説しているのが、澁澤龍彦(しぶさわたつひこ)という作家なのですが、これがなかなかうまいことを言っているので一部を紹介します。

 

”本作品は、キリスト教異端やオカルティズム文学の伝統のまったく存在しない日本に、本格的なオカルティズム小説を打ち立てるという、まさに空中楼閣の建設にも等しい超人的な力技の結晶であった”

 

 

 

ってわけでみんなも読んでみてくれよな!!

 

以上っ 

黒死館殺人事件

黒死館殺人事件