地球はニートを中心に回っている。

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巻きグソ太郎といいます。(仮名)ニートらしからぬ行動力には定評があり、アクティブでクリエイティブでマッチョなニートになって、ニート界の覇者になるのが夢。 日本の押し出すクールジャパン戦略の中心的存在。世界を担うグローバルニートとなるべく日々奔走中。おっぱいが好きです。

「月と六ペンス」主人公の生き様がエグすぎる……

皆さんこんにちは、巻きグソ太郎です。

さて、今回紹介する本はこちらです。

 

「月と六ペンス」

 

これは、サマセット・モームっていう、レジェンド的な存在の作家が書いた本です。

タイトルの「月」は理想を、「六ペンス」は現実を表していると考えられています。

 

どういう物語かって言うと、

 

主人公のストリックランドは、イギリスの証券会社に務める、これと言った特徴のない平凡な男。家庭を持ち、子供にも恵まれ、比較的豊かな生活を送ってきた、しかし、彼はある日突然家庭を捨てた。絵を描くためにパリにいくというのだ。

死後に天才と称される彼の生き様は、想像を絶する退屈なものだった。はたから見れば、なんて君の人生は浅いんだ!!と言われること間違いなしである。

ストリックランドは、他人に一切の関心を持たず、自分の描いた作品にすら興味を失い、性欲なんて身を滅ぼすものであり、なくなればいいのにと考える。

空っぽの人生の末に彼が描く作品とは一体何なのだろうか…。

 

 

 

この小説に出てくるストリックランドは、あの『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を生み出したフランスの芸術家、ポール・ゴーギャンをモデルにしていると言われています。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e5/Paul_Gauguin_-_D%27ou_venons-nous.jpg/400px-Paul_Gauguin_-_D%27ou_venons-nous.jpg

 

この本を読み始めていくとわかるのですが、ストリックランドの異常なまでの美を追求する執念に、しだいに恐怖を感じてくることになります…。

こんな生活をする人なんているんですかねー。

一般人にはとてもじゃないけどできませんね。

でも実際、芸術家とか、数学者とかはそういう凄まじい生き様の人が多いですよね。「金も権力も女もいらねぇ!俺はただ絵を描ければいいんだ!」みたいな。

 

 僕は対照的ですね。「金も権力も女も全部欲しい!!俺はただセッ◯スができればいいんだ!」

 

まあ、話が脱線してしまいましたが、とにかくこの小説は面白いです。文章表現が巧みで、訳がいいおかげかはわかりませんが、スラスラテンポよく読み進めました。

 

上手いな〜って思った表現があって、

船長の憂鬱は、妻から逃げられないことに原因があった。どこまで逃げても、どこに隠れても、ニコルズ夫人は、運命のごとく容赦なく、両親のごとく無情に、いずれは夫を見つけ出す。原因が結果から逃げられないように、船長も妻から逃げられなかった。

 

原因が結果からとは、たしかになぁ〜なんて。

 

 

そういうわけで、有名な作品らしいですし、皆さんもぜひ一度読んでみては?ヘビー級の衝撃が来ることは確実ですが、軽い小説に物足りなくなっている人にはオススメです。

 

巻きグソ太郎でした。